ニューカマーの子ども達の現状

講師 ふれあい館長 三浦知人氏

 SI川崎は、ニューカマーの子女が高校進学するための奨学金を贈呈しています。6月例会で贈呈先の青丘社ふれあい館長三浦知人氏からニューカマーの子ども達の現状と対策について話をしていただきました。
「日本に永住または長期滞在している外国籍の女性の子女は、日本の司法や言葉の問題、慣習の違いなど様々な問題に直面して高校進学を諦めてしまいます。そこで、進学することで就ける職種の広がりや、将来の展望を説いて高校進学を勧めています。終戦前日本に移住した人たちは差別に苦しみ、母親たちは自分の子どもが胸を張って生きるよう努力してきました。ニューカマーと呼ばれる人々の母国では、子どもが働いて家族を助けることは当たり前なのです。自分が働くことで家族に笑顔が見られるならとあっさり学業を捨てます。
ふれあい館では職員や心ある母親とともに、国境を越えてきた子ども達の将来の幸せを考えて司法の整備を行政に提唱し、何とか高校まで進学をするよう常に働きかけています」と話されました。私たちの活動が少しでも役立つことを願い奨学金を贈呈しました。
1980年以降日本に移住した人たちをニューカマーと呼んでいます。
韓国、フィリピン、タイなど東南アジアから来日した人やブラジル人もいます。

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講演をされる三浦知人様

女性と女児の活動