女性研究者クラブ賞贈呈式(SI東京-東)

 2017年12月16日、SI東京-東12月例会に於いて、平成29年度ソロプチミスト日本財団女性研究者クラブ賞の贈呈式を執り行いました。東京-東からご推薦した研究者は、聖路加国際大学大学院で国際看護学教授を務められておられる大田えりか氏です。
 大田氏は、東京大学大学院で母性看護助産学修士・博士を修了後、恩師である森臨太郎氏のもとで8年にわたりエイズ予防財団のリサーチ・レジデントとして共同研究を進めてこられました。その後数々の研究実績が認められ、WHO世界保健機構の妊産婦の感染予防や治療に関するWHOガイドラインの作成に関わられ、4本のコクランレビューを出版し、16本のコクランレビューにその貢献が謝辞に示されるなど、世界的に高い評価を得ている研究者です。
 研究経歴は母子保健分野の疫学研究をはじめ、前述のコクラン系統的レビューやマルチレベル分析、モデリングなど新たな研究手法を取り入れたもので、ワークショップや講演会、講義を通じ、次世代の人材の育成や普及にも尽力していらっしゃいます。
 比較的地味な研究分野ではありながら「女性と胎児、出産後のこどもの生育」を対象とした研究や国内外の母子保健分野における疾患や健康問題について、情報収集及びその分析を行い、その成果を医療や保健活動、行政政策に反映させ家族や社会に還元することで研究だけに終わらない素晴らしい成果を上げて社会に貢献されています。
 また、国際的に活躍できる高いコミュニケーション能力を兼ね備えた方として、国外の研究機関との連携や、研究者、機関同士の連携や国際化にもきわめて大きな役割をはたしておられます。
 今後も私ども東京-東は、大田氏のさらなる活躍を見守り続けていきたいと考えております。

大田えりか氏

大田えりか氏

 

東條会長と

東條会長と

その他女性と女児の活動