雅楽の世界(SI高崎)

 令和元年9月20日 高崎に日本一の広さと設備を持つ高崎芸術劇場がオープンしました。
 令和元年11月17日(日)柿落としシリーズの一舞台として、伶楽舎の雅楽演奏が行われます。それに先立って、笙演奏家の東野珠実さん(東野芳子会員の長女)から8月28日例会場に於いて、クラブの卓話として雅楽の歴史や楽しみ方を解説して頂きました。
 千三百年の歴史ある格調高い日本の響きや、それにふさわしい舞、衣装などが柿落とし公演で演じられます。
 東野珠実さんは、大学時代から笙に興味を持たれ、後に演奏家、作曲家としてご活躍中です。なかでも、笙の呼吸を基に描き出す音楽、その音色の計り知れない魅力を科学や技術に照らし、古の音を現代の創造に結び付ける取り組みを続けておられます。
笙奏者として国立劇場、カーネギーホールをはじめ、国内では東大寺、泉涌寺、明治神宮、白山比咩神社、鶴岡八幡宮、建長寺など日本を代表する寺社で奏楽、又現代を代表する音楽家から招聘され、古代楽器からコンピューター音楽まで様々な作品を創作されております。
 最後に朗詠嘉辰を会員全員で合唱して、今に蘇る宮中の世界を楽しみました。

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雅楽について説明し笙の演奏をする東野珠実さん

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