オンライン公式訪問と養護施設の先生の卓話(SI東京-桜)

 1月の例会は、緊急事態宣言発出のためオンライン会議となりました。渡辺ガバナーと関ディレクターのお二人をお迎えし、初のオンライン公式訪問としてご出席くださいました。
 緊張感の中、議事進行もスムーズに進み、活発に意見を出し合い、いつもの東京―桜らしさを見ていただけたと思います。
 支援している児童養護施設星美ホームの先生お二人の卓話も伺いました。
 全国にある児童養護施設数607、入所している子どもたちの人数は32,605人(2019年11月現在)であり、主な入所理由として虐待によるものが急激に増加しているそうです。コロナ禍のいま、増加は確実に加速していると想像できます。虐待には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、育児放棄の4つがあり、育児放棄された3歳児の脳の反応は、健康な子どもの脳より前頭葉の「共感する部分」が少ないとの研究結果を聞き、胸が締めつけられる思いでした。著しく低い高等教育への進学率など、問題は山積しています。
 現在、星美ホームには89名の子どもたちが暮らしていて、女子は47名です。熱意あふれる先生方とご相談しながら、今後プログラム委員会を中心に効果的な支援ができるように全員で意見を出し合い、活動して参りたいと思います。

渡辺ガバナー、関ディレクターとご一緒に記念撮影

渡辺ガバナー、関ディレクターとご一緒に記念撮影

 

親子で会話をしている時の3歳児の脳の反応

親子で会話をしている時の3歳児の脳の反応

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