夢を拓く:女子中高生のためのキャリア・サポート 甲斐清和高等学校通信制課程(SI山梨)
11月26日、甲斐清和高等学校通信制課程の2年生40人を対象にSIAプログラム『夢を拓く:女子中高生のためのキャリア・サポート』を開催いたしました。
第1部のコラージュ作成では、自分の夢を探り、表現することを体験。
第2部では、五感を集中しチョコレートを味わい、目の前にあるものを認識するマインドフルネスを体験。
第3部では、パラリンピック陸上の鈴木徹選手に『夢を拓く:自分をどう表現していくか』をテーマに講演していただきました。
鈴木選手は、ハンドボール選手として大活躍し、スポーツ推薦で大学進学も決まり希望にあふれていた入学目前に交通事故で右足を切断。リハビリ開始と同時に、「何のスポーツ選手になろうか?」と考え、辛いリハビリを驚異的な速さで乗り越え、日本初の義足の走り高跳び選手として2000年シドニーパラリンピックに出場。東京2020まで、6回のパラリンピックに出場。
「治せない事は必要だから残っている。つまり、コンプレックスや障害を治そうと努力しても治らないのは、そのことに意味がある。治らない事も含めて自分であることを受け入れ、前進して行く。」
鈴木選手の力強い言葉に、高校生たちは真剣に聞き入っていました。