ソロプチミスト日本財団 令和4年 年次贈呈式
爽やかな秋晴れの8日、平和宣言都市広島で令和4年 年次贈呈式が開催されました。今年はほぼ例年通りの形で開催され、全国5リジョンから1,192人がグリーンアリーナに集まり、素晴らしい受賞の数々に熱く盛り上がりました。
「女性研究者賞」佐々木由佳さんの水稲栽培と有機性廃棄物の飼料化の研究は、農業と飢餓に繋がる世界的研究として評価されました。「ドリーム賞」反田恭平さんは、昨年ショパンコンクール2位に選ばれ、指揮者を目指し、子供達を育てるという高い志で音楽界を牽引されることでしょう。
「千嘉代子賞」の名知仁子Dr.も、同賞の公文和子Dr.も、故中村哲氏ペシャワール会の藤田千代子ナースも国際医療の道を歩まれ、ミャンマー、ナイロビ、アフガニスタン等現地で活動されています。生活するには苦しみばかりの過酷な状況下でも医療奉仕の喜びを得て、現地の人々に同化し寄り添う姿は、正に尊敬されるマザーテレサの導きの様にも感じられました。受賞スピーチでは会場全体が感動の空気に満たされ、柔和なお人柄とエネルギーに魅せられました。
「社会ボランティア賞」「学生ボランティア賞」では無償の活動をされる多くの方々に尊敬と感謝!
顕彰事業は泉を発掘する様な価値ある喜びと痛感しました。逆に刺激を頂くソロプチミスト会員です。
令和5年は東京フォーラムで、新たな感動と心暖かい出会いを楽しみにしております。
ソロプチミスト日本財団委員長 角田令子