SI埼玉—カメリア 活動報告
10月30日、埼玉県立特別支援学校 塙保己一(はなわほきいち)学園(県立盲学校)で「講談を聞く会」を開催しました。
講談師宝井琴鶴による「塙保己一物語」が語られると、盲学校の生徒さんたちは琴鶴さんのよく通る声と表現力に耳を傾け身を乗り出して聞き入っていました。
きっと耳と体で講談のパワーを感じ取ってくれたのだと思います。
生徒さんとのふれあい時間には、数人の生徒さんと先生が講談の一節を発して拍手喝采となったり、一人ずつ釈台の前に座り張り扇を「パンパン」と打ち鳴らす体験をしたり(上手に音が出ました!)とても楽しく貴重な体験をすることが出来たとの感想を頂きました。
注釈:
塙保己一は江戸時代後期に活躍した全盲の学者です。様々な学問を究め多くの弟子を育て、生涯、自分と同じような障害のある人たちの社会的地位向上のために力を注ぎました。