概要
組織
国際ソロプチミストは、理解、促進、提唱、活動を通じて女性と女児の生活と地位を向上させるための、グローバル・ボイスです。
国際ソロプチミストはアメリカ、ヨーロッパ、グレートブリテン&アイルランド、サウス・イースト・アジア・パシフック、アフリカの5連盟からなり、世界122の国と地域に約3,000クラブ、72,000人の会員が所属する女性の奉仕団体です。
日本東リジョンは、19の国と地域に傘下を持つアメリカ連盟に所属し、1都8県(東京、千葉、群馬、茨城、神奈川、新潟、埼玉、栃木、山梨)に76のクラブがあります。
歴史
1921年カリフォルニア州オークランドに、職業を持つ80名の女性によって最初のクラブが結成されました。その歴史は2021年に100周年を迎えました。
日本においては、1960年に最初のクラブが東京に誕生し、その後急速な成長を遂げ、1986年、それまで一つだったリジョンが日本東リジョンを含む5つ(日本中央、日本北、日本南、日本西)に発展的に分割されました。日本5リジョンの会員は現在アメリカ連盟の33%(約9000名)を占めるに至り、活発に活動しています。
なぜ女性と女児に焦点あてているのか
「ソロプチミスト」という言葉は、ラテン語で「女性にとって最良のもの」という意味で、これが、私たちの組織が発足した1921年以来ずっと私たちが目指してきたことです。ソロプチミストは、女性たちのボランティア組織であり、地域社会と世界中で女性と女児の生活を向上させるために努力しています。この目標を掲げているのは、女性と女児が私たちの助けを必要としているからです。男性も女性も、男児も女児も、貧しい生活をし、差別に直面し、困難を克服しなければならないことはあります。けれども、歴史的に見ると、世界中どの国でも、女性と女児は、女性であるというだけの理由で更に大きな困難や差別に直面しています。
国際連合との関係
国連の経済社会理事会(ECOSOC)の総合協議資格を持つ数少ない女性のNGOです。